【ボルトとナットの作り方】ねじ製造技術のキホン[圧造編]
ねじ製造のキホン「圧造加工」とは
ねじの「圧造加工」は、金属材料をダイスとパンチと呼ばれる金型を使って成形する加工方法です。
金属材料に熱を加えずに加工する「冷間圧造」と材料を加熱して加工する「熱間圧造」があります。
「圧造加工」は、ボルトやナットなどのねじ製品を製造する基本技術です。
ボルトの製造設備:ヘッダー
ナットの製造設備:フォーマー(ホーマー)
第一工業では、両方の設備を保有し、それぞれの特徴を活かしてボルトもナットも製造しています。
締結部品の専門集団の製造技術・生産技術はこちらからご覧ください。
「塑性加工」とは
圧造加工は「塑性加工」の一つです。
塑性加工とは、金属などの材料に外から圧力をかけて変形させ、目的の形状に成形する方法です。
材料が一定以上の力で変形すると元に戻らない「塑性」という性質を利用しています。
圧造加工の長所の一つである「加工硬化」は、塑性変形を利用したものです。
金属材料にはファイバーフローと呼ばれる繊維状組織があります。
圧造加工は、ファイバーフローを傷つけません。
ファイバーフローが繋がった状態で塑性変形が起こると、金属材料の組織の密度が高まって、加工硬化が起こります。
圧造により加工硬化が起こると、製品の強度や硬度、耐摩耗性などが増加します。
切削加工品に比べて、製品強度が向上するのです。
技術資料【ねじ製造技術のキホン[圧造編]】 で詳しく解説しています。
PDFでご覧ください。
ねじ製造技術のキホン「圧造加工」を図解で詳しく説明
【技術資料【ねじ製造技術のキホン[圧造編]】では、圧造加工の基礎知識を詳しく解説。
・圧造加工の長所と短所
・圧造加工の種類
・ボルトの製造工程
・ナットの製造工程
・FEM解析による金型寿命改善事例
ボルトとナットの作り方の違いを、成形工程ごとの写真付きで説明。
圧造加工の他に、ボルトやナットのネジ成形についても解説。
ボルトとナットの作り方のキホンが分かる資料です。
FEM解析を活用して、金型寿命を向上し、80%コスト削減した事例も紹介。
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製品仕様
| 適用サイズ | |
|---|---|
| 材質 | |
| 技術資料 | ねじ製造技術のキホン[圧造編] |
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