「ステンレス鋼の基礎知識」:ステンレスの種類と錆びないワケ
「ステンレス鋼の基礎知識」がわかります。ステンレス鋼の種類や、錆びないワケや錆びる現象を図解で説明。
ステンレス鋼とは
ステンレスとは、鉄(Fe)を主成分(50%以上)とし、クロム(Cr)を10.5%以上含む合金鋼です。
表面に不動態被膜という非常に薄い保護被膜を形成することで、酸化作用を抑える効果が働き、錆びの発生を防ぎます。
JIS規格ではステンレスの材料記号をSUSと表記します。
ステンレス鋼の種類
ステンレスの区分
ステンレスは、添加物の割合や製法の違いによって、大きく5つに区分されます。
- オーステナイト系ステンレス (SUS304、SUS316L、SUSXM7)
- マルテンサイト系ステンレス (SUS410)
- フェライト系ステンレス (SUS430)
- オーステナイト・フェライト系ステンレス (SUS329J4L)
- 析出硬化系ステンレス
各鋼種の主要成分や用途例など、詳しくは 技術資料『ステンレス鋼の基礎知識』でご確認ください。
ステンレスが錆に強いワケ
ステンレスが錆びにくい理由は、「不動態皮膜」と呼ばれるバリアーによるものです。
ステンレスに含まれるクロム(Cr)が、酸素(O) と結びつくことで作られます。
「不動態皮膜」は「自己修復機能」を持っています。
不動態皮膜が破れた場合でも、空気中の酸素と鋼中のクロムが反応して、同じ皮膜を瞬時に再生することで、防錆機能を保ちます。
不動態皮膜の厚みは1~3nmと非常に薄いため、硝酸系の酸化剤で人為的に厚くさせています。
この処理を「パシペート処理」といいます。
「パシペート処理」の詳しい説明や、ステンレスの耐食性を高めるその他の方は、 技術資料『ステンレス鋼の基礎知識』でご確認ください。
ステンレスが錆びる現象とは
ステンレス鋼の特長は「錆びにくい」ことですが、条件によっては錆びる場合があります。
錆びにくい理由の「不動態皮膜」が損傷したことにより、錆が発生しやすくなります。
不動態皮膜が損傷する理由としては
- 海水などに含まれる塩素イオンに起因する孔食
- 異種金属が接触したときの電位差に起因する電食
- その他のもらい錆 等
があります。
錆びにくいステンレス鋼でも、錆びる可能性があることを理解して、締結部品を使用してください。
錆びる現象の詳しい説明は、 技術資料『ステンレス鋼の基礎知識』でご確認ください。
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製品仕様
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| 「ステンレス鋼の基礎知識」ステンレスの種類と錆びないワケ |
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