【技術資料】処理方法の違いがわかる!『樹脂締結用ねじ部品の表面処理』
「樹脂締結用ねじ部品」の表面処理の種類や違いを知っていますか? ねじによく使用される代表的な表面処理の基礎を説明します。
表面処理が必要な理由
鉄など金属製ねじは、成型後しばらくすると、電気化学反応により腐食して錆が発生します。
腐食や錆は、外観不良やねじの強度低下の原因となります。
そのような問題を防ぐため、ねじの防錆・耐食性向上の目的で表面処理を施します。
表面処理の方法は種類が多く、それぞれ耐食性などの機能や外観(色)が違います。
目的や使用環境に応じて最適な表面処理を選ぶ必要があります。
ねじの代表的な表面処理①:電気亜鉛めっきとは
電気亜鉛めっきは、鉄の表面上に亜鉛を析出させて表面を被覆するめっき方法です。
特徴
- コスト:比較的 低コスト
- 耐熱性:約200℃
- 外観:白・黒など色の選択肢が多い。光沢あり
更に詳しい情報は、技術資料『樹脂締結用ねじ部品の表面処理』でご覧ください。
ねじの代表的な表面処理②:亜鉛ニッケル合金めっき(ハイニッケルタイプ)とは
亜鉛ニッケル合金めっきは、亜鉛めっきの耐食性や耐熱性を向上させるために、亜鉛をニッケルと合金化しためっき方法です。
特徴
- コスト:電気亜鉛めっきの約4倍
- 耐熱性:約300℃
- 外観:光沢あり(亜鉛めっきより色調がきれい)
更に詳しい情報は、技術資料『樹脂締結用ねじ部品の表面処理』でご覧ください。
ねじの代表的な表面処理③:ジオメット®処理とは
ジオメットⓇ処理とは、高耐食・高耐熱+クロムフリーの防錆表面処理です。
製品を水系完全クロムフリーの処理液に浸漬した後、塗膜を加熱し、製品に焼付けます。
特徴
- コスト:電気亜鉛めっきの約3.5倍
- 耐熱性:約400℃
- 非通電効果あり
- 外観:灰色のみ
更に詳しい情報は、技術資料『樹脂締結用ねじ部品の表面処理』でご覧ください。
技術資料『樹脂用締結ねじ部品の表面処理』
本資料では、代表的な表面処理
「電気亜鉛めっき」、「ハイニッケルタイプ-亜鉛ニッケル合金めっき」、「ジオメットⓇ処理」について、
それぞれの特徴や性能、外観、製造工程やコスト比較などをわかりやすく説明します。
ねじ製品の表面処理の選択にお役立てください。
下の「資料ダウンロード」からダウンロードしてご覧ください。
これらの表面処理は、弊社製品でも採用しています。
製品の仕様や用途など、お客様のご要望に応じて、最適な表面処理をご提案いたします 。
高トルクで締付けても樹脂製品を壊さないオリジナル樹脂用締結ねじシリーズにも採用しています。こちらからご覧ください。
また、樹脂製品の締結に欠かせない「インサートナット」。
その特徴や種類、使い方、材料など、基礎知識をイラスト付きでわかりやすく解説する「インサートナットの基礎知識」は、こちらからご覧いただけます。
技術的なご相談にも対応いたします。お気軽にお問い合わせください。
製品仕様
適用サイズ | |
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材質 | |
技術資料 | 樹脂締結用ねじ部品の表面処理 |
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